カテゴリ:整体・症状改善
武蔵小杉で湯船から立つとつらい方へ|膝・股関節・腰の負担対策
朝晩の冷え込みが強くなり、シャワーだけで済ませず、湯船につかる日が増えてきた方も多いのではないでしょうか。
身体が温まって気持ちよく過ごせても、浴槽から立ち上がる瞬間に膝や腰がつらくなったり、浴槽の縁をまたぐときに脚の付け根へ不安を感じたりすることがあります。
湯船から出る動作では、低い位置から身体を持ち上げる、片脚で身体を支える、もう一方の脚を高く上げるといった動きが続きます。さらに浴室は床や手が濡れやすいため、身体への負担だけでなく、滑りや転倒にも注意が必要です。
今回は、湯船から立つと膝・股関節・腰がつらくなりやすい理由と、浴槽の出入りを安全に見直す5つのポイントを解説します。
湯船から立つと身体がつらくなりやすい理由
低い位置から膝と股関節を伸ばしている
浴槽の中では、お尻が低い位置にあり、膝と股関節を深く曲げた姿勢になります。そこから立ち上がるには、身体を前へ移しながら膝と股関節を伸ばし、体重を持ち上げる必要があります。
浴槽の底が深い場合や、脚を伸ばしたまま長くつかっていた場合は、立ち始めに動きにくさを感じることがあります。勢いをつけて一気に立とうとすると、片側の膝や腰へ力が集中する場合があります。
浴槽の縁をまたぐときに片脚立ちになる
浴槽から出るときは、片脚を浴槽の外へ運ぶ間、反対側の脚で身体を支えます。浴槽の縁が高いと、股関節を大きく曲げて脚を持ち上げる必要もあります。
身体が横へ傾いたり、腰だけをひねったりしながら脚を越えさせると、膝・股関節・腰へ負担が偏りやすくなります。脚の高さだけでなく、身体の向きと支える場所を整えることが大切です。
温まったあとに急に立ち上がっている
湯船から急に立ち上がると、ふらつきや立ちくらみが起こることがあります。消費者庁も入浴事故を防ぐポイントとして、浴槽から急に立ち上がらないことを呼びかけています。
膝や腰が動くかどうかだけで判断せず、気分が悪くないか、めまいがないかを確認しながら、ゆっくり動作を始めましょう。
浴槽から出る動作をセルフチェック
普段の入浴で、次の項目に当てはまっていないか確認してみてください。
- 湯船から勢いをつけて一気に立ち上がっている
- 片側の膝や浴槽の縁だけを強く押して立っている
- 身体を横へ傾け、脚だけを高く持ち上げてまたいでいる
- 濡れた床やマットのずれを確認せずに足を下ろしている
- 石けん置きやタオル掛けなど、体重を支える用途ではない物につかまっている
- 立った直後にふらついても、そのまま浴槽をまたいでいる
当てはまる項目が多い場合でも、無理に脚を高く上げる練習を浴室で行う必要はありません。まずは立つ速さ、足を置く位置、支えの安定性から見直しましょう。
膝・股関節・腰への負担を減らす5つのポイント
1.立つ前に足の位置を整える
浴槽の中で立ち上がる前に、両足を身体へ少し近づけ、足裏を浴槽の底へ置けるか確認します。足が滑る、つる、痛みで踏ん張れないといった状態があるときは、無理に立ち上がらないでください。
浴槽内の滑り止め用品を使用する場合は、浴槽の材質に対応しているか、吸着部分が外れていないかなど、製品の説明に沿って確認しましょう。
2.一気に立たず、動作を分ける
足の位置を整えたら、身体を少し前へ移し、安定した支えを使いながらゆっくり腰を上げます。立ち上がったらすぐに浴槽をまたがず、その場で一度止まりましょう。
めまい、ふらつき、息苦しさ、強い痛みがないことを確認してから、次の動作へ進みます。急いで連続して動かないことが安全につながります。
3.固定された手すりを使う
身体を支える場合は、浴室用として適切に設置された、ぐらつきのない手すりを使用します。石けん置き、シャワーホース、タオル掛け、浴槽のふたなどは、体重をかけるための物ではありません。
浴槽の縁も濡れて滑ることがあります。つかまる場所に不安がある場合は、住宅設備や福祉用具の専門家などへ相談し、安全に使用できる環境を確認してください。
4.身体の向きを整えてから脚をまたぐ
立ち上がったら、支えを持ったまま小さく向きを変え、浴槽の縁と身体の位置を確認します。腰だけを強くひねらず、足元を少しずつ動かして身体全体の向きを整えます。
外へ出す脚をゆっくり上げ、浴槽の縁へぶつけない高さを確保します。片脚で支えることが不安な場合や、脚が十分に上がらない場合は、一人で無理にまたがず、入浴方法や介助環境を見直しましょう。
5.足を下ろす場所を先に確認する
浴槽の外へ足を下ろす前に、床に石けん、水たまり、洗面器などがないか確認します。バスマットを使う場合も、めくれやずれがなく、つまずきにくい状態かを見ておきましょう。
片脚を外へ出したあとも、すぐに手を離さず、足裏が安定してからもう一方の脚を運びます。浴槽から出た直後に急いで歩き始めないことも大切です。
入浴前に浴室と脱衣所を整えましょう
身体の使い方だけを変えても、浴室が滑りやすかったり、必要な物が遠くに置かれていたりすると、安全に動きにくくなります。
- 浴室と脱衣所の冷え込みを確認する
- 床の水分や石けんを残さない
- マットのずれやめくれを直す
- タオルや着替えを手の届きやすい場所へ準備する
- 必要に応じて家族へ入浴することを伝える
お湯の温度や入浴時間について、消費者庁は高齢者の入浴事故防止策として、湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にすることも案内しています。年齢や持病、医師からの指示によって適切な入浴方法は異なるため、個別の指示がある方はそちらを優先してください。
地面から立つ動作との共通点
湯船から立つ動作と、床やレジャーシートから立つ動作には、低い位置から重心を上げるという共通点があります。ただし浴室では、濡れた床、温度変化、浴槽の縁をまたぐ動作が加わるため、より安全確認が重要です。
公園や自宅の床から立つときにも膝・股関節・腰がつらい方は、「秋の公園で地面から立つのがつらい方へ|レジャーシートから安全に立ち上がるコツ」もあわせてご覧ください。
出入りを工夫してもつらさが続く場合は
立つ順番や足元を見直しても膝・股関節・腰のつらさを繰り返す場合は、浴槽の出入りだけが原因とは限りません。膝や股関節の動く範囲、足首の動き、片脚で支えるときのバランス、普段の立ち上がり方などが関係していることもあります。
グッドリリース整体院 武蔵小杉院では、つらい場所だけを見るのではなく、椅子から立つ動き、片脚へ体重を移す動き、脚を持ち上げる動き、立ち姿勢などを確認します。
そのうえで、現在のお身体の状態をご説明し、一人ひとりに合わせた施術と、生活の中で無理なく取り入れられるセルフケアをご提案します。「湯船から立つ瞬間だけ膝がつらい」「浴槽をまたぐと脚の付け根が痛む」といった具体的な状況も、そのままお聞かせください。
医療機関への相談を優先したい症状
浴室で転倒したあとに強い痛みがある、頭を打った、脚へ体重をかけられない、膝や股関節に著しい腫れや変形がある、手足の強いしびれや力の入りにくさがある場合は、自己判断で運動や整体を行わず、速やかに医療機関へご相談ください。
入浴中や入浴後に意識がもうろうとする、胸の痛み、息苦しさ、強いめまい、いつもと違う激しい頭痛などがある場合も、無理に移動せず、周囲へ助けを求め、必要に応じて救急要請を行ってください。
まとめ
湯船から出るときは、低い位置から立つ、片脚で身体を支える、脚を高く上げて浴槽をまたぐといった動作が重なり、膝・股関節・腰へ負担が偏る場合があります。
立つ前に足の位置を整える、一気に立たない、固定された手すりを使う、身体の向きを整えてから脚をまたぐ、足を下ろす場所を先に確認することがポイントです。
安全を最優先に環境と動作を見直してもつらさを繰り返す場合や、自分の立ち上がり方・身体の使い方を確認したい場合は、グッドリリース整体院 武蔵小杉院へお気軽にご相談ください。
監修者情報
本記事は国家資格を持つ施術者
千葉悠真(院長)が監修しています。
グッドリリース整体院 武蔵小杉院では、医学的視点と臨床経験をもとに情報発信を行っています。